異常震域
異常震域(abnormal seismic intensity)是指震度分布,不如尋常地震是以震央為中心向外同心圓擴散逐漸減弱,反而是呈現距離震央越遠,震度越強的現象。
說明
1920年代由日本學者首次提出了「異常震域」的說法。[2]是指距離震央所在地,並非如通常情形般逐漸衰弱,而是遠地震感異常加大的現象。[3]
異常震域所發生的原因:
- 場址效應:震源周遭的地體結構狀態異常(鬆軟地盤對地震波的折射、反射)。
- 板塊構造: 地震波穿過板塊邊界時會經過破碎帶等較薄弱的構造,會造成明顯的衰減;而在同一板塊上的衰減會較小。[4]
- 大規模深源地震
案例
- 2015年小笠原群岛地震
- 2015年5月30日發生,深度約681公里,地震矩規模7.9。台灣地區花蓮、基隆、台東、雲林、彰化有感,最大震度1級[5]。
參考文獻
- ^ 7月16日 京都府沖の深発地震. [2019-04-09]. (原始内容存档于2020-08-17).
- ^ 石川高見:異常震域を表せる地震記象に就てPDF 気象庁 驗震時報第2巻 pp.7-15
- ^ 松本嘉司(1990) (页面存档备份,存于互联网档案馆):新潟地震の思い出, コンクリート工学, Vol.28, No.9, p96-98, Template:JOI
- ^ 前田宜浩、笹谷努:上部マントルの異常構造が強震動に与える影響
- ^ 地震報告. [2019-04-09]. (原始内容存档于2019-06-11).
相關條目
外部連結
- 紀伊半島南東沖の深発地震による「異常震域」波動伝播アニメーション 防災科学技術研究所
- 宇津徳治:西日本の異常震域 北海道大学地球物理学研究報告、1969年2月15日、21巻、p45 - 52
- 東北日本の異常震域に対応するための最大振幅および 応答スペクトルの新たな距離減衰式補正係数 日本地震工学会論文集 Vol.6(2006) No.1 P23 - 41
- なゐふる第19号 用語解説 異常震域PDF 日本地震学会
- 第2部 2. 第1章 2. 地震の大きさ (页面存档备份,存于互联网档案馆) 山賀進
- 地震の基礎知識 4.1 プレートテクトニクス (页面存档备份,存于互联网档案馆) 防災科学技術研究所 - 図4.10で日本付近のプレートの上面等深線を解説。