守貞謾稿
《守貞謾稿》,亦作《守貞漫稿》,是描述日本江户时代末期的江户、京都、大坂三个城市风物的百科全书。作者喜田川守貞,于1837年(天保八年)动笔,30年间共编写35卷,包括“前集”30卷,"后集"5卷。明治年间翻刻。全书图文并茂,是研究日本近代风俗的重要史料。
内容
全35巻构成如下:
- 時勢(巻之一)[1]:簡略的日本史、官制推移、氏姓呼称法的推移等
- 地理(巻之二):暂缺
- 家宅(巻之三)[2]:平安京的解説、一般家屋的構造を規模別・京坂、江戸分都市記載、建具等的詳細図解
- 人事(巻之四)[3]:今日いうところの統治・行政機構的変遷、戸籍(人別帳)制度、身分制度
- 生業(巻之五~六)[4]:種々の商業の解説、京坂与江戸的差異、看板・暖簾や諸道具の図解、食関連では料理
- 雑業(巻之七)[5]:神職・僧侶・非人等
- 貨幣(巻之八)[6]:貨幣制度的変遷、江戸時代的金融業、今日いうところのインフレーションに関する考察も
- 男扮(巻之九)[7]:男性髪型、入墨等
- 女扮(巻之十~十二)[8]:女性髪形、櫛、歯黒等
- 男服(巻之十三~十五)[9]:男性服装的変遷
- 女服(巻之十六~十七)[10]:女性服装的変遷、京坂与江戸的区别 ただし巻之十七は【欠】
- 雑服附雜事(巻之十八)[11]:夜着、布團、蚊帳等
- 織染(巻之十九)[12]:織物・染物文様
- 妓扮(巻之二十)[13]:娼妓・遊女・太夫等服装
- 娼家(京坂)(巻之二十一)[14]:京、大坂遊郭・娼家制度
- 娼家(江戸)(巻之二十二)[15]:江戸的遊郭・娼家制度
- 音曲(巻之二十三)[16]:猿樂・謡・能・浄瑠璃、琴・三味線、守貞の蒐集した唄詞の記載等
- 雑劇(巻之二十四)[17]:歌舞伎、劇場構造
- 沐浴(巻之二十五)[18]:浴場(湯屋・銭湯)
- 春時(巻之二十六)[19]:正月行事風俗、雛飾
- 夏冬(巻之二十七)[20]:夏季至冬季的行事風俗
- 遊戯(巻之二十八)[21]:数種兒童遊戲図解
- 笠(巻之二十九)[22]:編笠
- 傘履(巻之三十)[23]:傘、鞋
- 食類(後巻之一)[24]:食器・食材・料理(巻之五~六的補遺)
- 雑劇 補(後巻之二)[25]:歌舞伎芝居、劇場構造等(巻之二十四の補遺)
- 駕車(後巻之三)[26]:駕籠、輿、車
- 雑器(後巻之四)[27]:嚢、烟草入等
- 遊戯(後巻之五):【欠】
参考文献
- 宇佐美英機(校訂)『近世風俗志—守貞謾稿』(全5巻。岩波文庫版)(ISBN 4-00-302671-3 ISBN 4-00-302672-1 ISBN 4-00-302673-X ISBN 4-00-302674-8 ISBN 4-00-302675-6) - 全巻を翻刻の上、ひらがな表記としたもの。底本は国会図書館蔵『守貞漫稿』。
脚注
外部链接
- 『守貞謾稿( 巻1,3-16,18-30,後集巻1-4)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション 『類聚近世風俗志』 - 国立国会図書館デジタルコレクション